思い出はいつの日も夏の夜
夏の夜がすき。
夏休みだけど毎日学校に通って、
川辺で花火をしたときの煙の匂い
みんなの笑い声
あり得ないくらい汗かいてた部活動
高校野球の中継
学校に暗くなるまで残った体育祭、文化祭の準備
好きな人と花火を見ていた彼の横顔
寝る前の幼馴染からのメール
友達か恋人かわからなかった彼と暗くなるまでした音楽の話
帰り道よく食べた唐揚げの味
その油でベタベタになった手
別れを告げられて泣いた夏の終わりの夜
大切な人ができた夜
楽しいことも辛い事も悲しい事も
いつもいつも夏。
夏の夜。
胸がもやもやする
でも嫌いになりたくない季節。